パートナー
至善館は、グローカル(グローバル+ローカル)な教育機関であることを目指しています。世界各地の、問題意識を共有する教育研究機関との連携を図ることに加え、本学が立地する日本橋のコミュニティの一員として地域に根ざした活動を行っています。
グローバルパートナー
世界各地の教育機関・研究機関とのパートナーシップを結ぶことを通じて、21世紀、22世紀に求められる新たな教育パラダイムを作り出し、世界に発信していくことに共同で取り組んでいます。
日本・東アジアにルーツを持つ至善館と、相互に学びとシナジーを生み出せることを念頭に、世界の各地域の伝統や特徴に根ざした特色、強みを持つ機関とパートナーを組むことを目指します。
そして、学生が相互のプログラムやイニシアチブから学ぶ機会を設けることで、国際交流と国際的な学びの機会を提供していくほか、それぞれが独自に持つ企業などのステークホルダーを巻き込み、協働で人材育成と研究のためのエコシステムを構築することに挑戦していきます。
School of Inspired Leadership (インド・グルガオン)
IESE Business School, University of Navara (スペイン・バルセロナ他)
Fundação Getulio Vargas (ブラジル・サンパウロ他)
Peres Center for Peace and Innovation (イスラエル・テルアビブ)
Institut Pertanian Bogor (IPB University) (インドネシア・ボゴール)
ローカルパートナー
至善館がキャンパスをおく日本橋地域は、長い歴史を通じて作られてきた地元住民、企業による活動が存在するエリアです。至善館は日本橋地域の一員として、地域に開かれた教育機関づくりに取り組んでいます。
具体的には、日本橋地域の町会(日本橋二丁目通り町会)のメンバーとして活動し、三社祭りや日本橋橋洗いなどの地域コミュニティの活動に積極的に参加しています。また、「地域と共同での教育プログラムの実施」「地域に開かれた学びの場の提供」そして「地域の経営リーダーの教育への参画」に取り組んでいます。
- 地域と共同での教育プログラムの実施
至善館の経営修士プログラムにおける、「デザイン思考」に関する科目で、日本橋地域でのフィールドワークを行なっています。 - 地域に開かれた学びの場の提供
日本橋地域から本学の経営修士プログラムに学生を積極的に受け入れているほか、至善館が実施するイベント等に地域コミュニティのメンバーを招くなど、地域に開かれた学びの場の提供に取り組んでいます。 - 地域の経営リーダーの大学運営への参画
至善館の評議員会や、教育課程連携協議会などの場に、日本橋地域の企業の経営リーダーにメンバーとして参画いただくことで、地域の視点を大学運営や教育の実施に反映することに努めています
至善館の名称は、東アジアにおけるリーダー育成のテキストとなってきた四書五経の一つ、『大学』に由来しています。その経一章には、「大学の道は明徳を明らかにするに在り、民に親しむに在り、至善に止まるに在り」とあります。至善館の名称には、22世紀に向けて、世界のリーダーシップ教育のあるべき姿をアジアから発信する」という至善館の狙いがこめられています。
そして、至善館のロゴは、至善館という教育機関が目指す未来を体現しています。黒く塗りつぶされた四角形は西洋の合理性を、そして、墨が形作る曖昧なフォルムはアジアの精神土壌を象徴しており、22世紀に向けて、両者の橋渡しと融合に取り組む、という意図を示しています。