至善館講義シリーズ
至善館が目指すものは、20世紀に生み出されたMBAというコンセプトを超えて、新たな経営リーダー育成のパラダイムを確立していくことです。
その一環として、独自の全人格経営リーダー教育メソッドを基に、これからの時代の経営リーダーが学ぶべき視座・見識を社会に広く発信することを目的に、「至善館講義録シリーズ」を光文社から出版しています。
本シリーズは、至善館のさまざまな科目で行われている議論を書籍化することで、至善館において行われている次世代のリーダー育成の教育を、より広く社会に届けることを目指しています。日本語での出版のみならず、英語での出版も行うことで、世界に新たな知を発信することに挑戦します。
経営リーダーのための社会システム論
著者: 宮台真司・野田智義
出版社: 光文社
発売日: 2022年2月22日(初版)
至善館の名称は、東アジアにおけるリーダー育成のテキストとなってきた四書五経の一つ、『大学』に由来しています。その経一章には、「大学の道は明徳を明らかにするに在り、民に親しむに在り、至善に止まるに在り」とあります。至善館の名称には、22世紀に向けて、世界のリーダーシップ教育のあるべき姿をアジアから発信する」という至善館の狙いがこめられています。
そして、至善館のロゴは、至善館という教育機関が目指す未来を体現しています。黒く塗りつぶされた四角形は西洋の合理性を、そして、墨が形作る曖昧なフォルムはアジアの精神土壌を象徴しており、22世紀に向けて、両者の橋渡しと融合に取り組む、という意図を示しています。