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教授

枝廣 淳子

Junko Edahiro

東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。
『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。
また、システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場づくり・ファシリテーターを企業や自治体で数多く務め、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創りなおすプロジェクトにアドバイザーとしてかかわっている。

その他の所属

有限会社イーズ代表取締役
株式会社下川シーズ代表取締役
幸せ経済社会研究所所長
有限会社チェンジ・エージェント会長
東京ガス株式会社社外取締役

専攻分野

持続可能性、地方創生

担当授業科目

システム思考と持続可能性への挑戦
個人演習(社会起業・地域づくり)

受賞歴

(日経ウーマン主催)「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2004 キャリアクリエイト部門」賞受賞

主な研究業績、著書

論文:
“Japan’s Paradigm Shift From Growth To Happiness:Slowing Down to Advance Wellbeing”
(邦題:「日本のパラダイムシフト:経済成長から幸福へ」)(2008年、The Fourth International Conference on Gross National Happiness)
“Letter from Japan”(邦題:「日本からの手紙」)(2010年、The Resurgence Trust「Resurgence & Ecologist magazine」262号)
“GOOD-BYE OWNERSHIP MATERIALISM AND MONETIZATION IN LIFESTYLES – A new era dawning in Japan”(邦題:「ようこそ!3脱の時代へ」)(2012年、Rontledge「Growth in Transition」)
“Life Beyond Growth”(邦題:「経済成長の向こうにあるもの)(共著[アラン・アトキソン]、2012年、ISIS Academy)

著書:
『朝2時起きで、なんでもできる!』(2001年、サンマーク出版)
『地球のなおし方』(共著[ドネラ・H・メドウズ、デニス・L・メドウズ]、2005年、ダイヤモンド社)
『もっと使いこなす!「システム思考」教本』(共著[小田理一郎]、2010年、東洋経済新報社)
『「定常経済」は可能だ!』(共著[ハーマン・デイリー]、2014年、岩波書店)
『レジリエンスとは何かー何があっても折れないこころ、暮らし、地域、社会をつくる』(2015年、東洋経済新報社)
『地元経済を創りなおすーー分析・診断・対策』(2018年、岩波書店)
『アニマルウェルフェアとは何か――倫理的消費と食の安全』(2018年、岩波書店)
『ぶれない軸をつくる東洋思想の力』(2018、光文社新書)
『プラスチック汚染とは何か』(2019、岩波ブックレット)他多数

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